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台湾ミステリー小説、民主主義とともに普及 話題作が日本初上陸

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 舞台は台湾の台北市。50歳を前に妻に見捨てられた劇作家で大学教授がすべてを捨てて探偵稼業を始める。その奮闘ぶりを描いた推理小説『台北プライベートアイ』(紀蔚然(きうつぜん)著、舩山むつみ訳、文芸春秋)が台湾生まれのハードボイルド作品として初めて日本に上陸した。海外でも好評だが、「ミステリー小説は民主主義の社会でないと生まれない」といわれ、台湾のいまを象徴する話題作ともなっている。
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