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「心のバリアフリー」永遠の課題 東京パラ閉幕、57年でふくらんだ共生の芽

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 新型コロナウイルス禍の中で開催された東京パラリンピックが9月5日、幕を閉じた。各国から集ったアスリートがハンディを乗り越えて限界に挑む姿は人間の可能性を知らしめた。障害者の社会参加を促す契機となった1964年の前回東京大会から57年。2度目の祭典は多様な個性を認め合う「心のバリアフリー」を広めるレガシー(遺産)を残せたのか。その真価は大会後にこそ問われることになる。
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