2019年に放送されたドラマ『ヘチ王座への道』は、朝鮮王朝の21代王として即位した「英祖」の若き日を新しい解釈で描いた痛快時代劇です。
日本でも大人気のチョン・イルの除隊後復帰作という事と、今年の8月にNHKで放送、最終回を迎えたばかりのまだまだ話題の時代劇作品。
そして、韓国ドラマファンが気になるのは、やはりロケ地や撮影場所がどこなのかというところですよね。
『へチ王座への道』のロケ地や撮影場所を調べたところ、ソウルからほど近い「龍仁大長今パーク」でほとんどの撮影が行われたようでした!
ソウルからの行き方や「龍仁大長今パーク」の見どころ、どこの場所が撮影場所としてよく使われているのかなど詳しくご紹介していきたいと思います。
『へチ王座への道』ロケ地の場所はどこ?
2019年放送の『へチ王座への道』はそのほとんどの撮影が「龍仁大長今(ヨンインテジャングム)パーク」で行われたようでした。
「龍仁大長今パーク」は、日本でいう京都の太秦映画村・日光江戸村のような時代劇撮影が行われるオープンセットを一般に開放しているテーマパークのような施設。
敷地面積はなんと250万㎡という広さなので、じっくり見たらあっという間に数時間過ぎてしまうくらいの大きさです。
ちなみに、京都の太秦映画村は53,000㎡、日光江戸村は495,000㎡なのでそのスケール感に韓国ドラマの意気込みを感じますよね。
さっそく「龍仁大長今パーク」の場所、ソウルからの行き方などをご紹介していきます!
『ヘチ王座への道』ロケ地は京畿道の龍仁大長今パーク!
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『へチ王座への道』ロケ地である「龍仁大長今パーク」はソウルの南西部に位置する京畿道(キョンギド)、龍仁(ヨンイン)にあります。
近年はソウルのベッドタウンとしても人気で人口が増加している活気ある都市なんですよ!
そんな龍仁には、大長今パーク以外にも「韓国民俗村」や韓国最大級の遊園地「エバーランド」があったりとレジャー施設が満載!
ソウルからのアクセスも良好なので、まだ訪れた事がない人はいろいろな施設を満喫しながら龍仁を楽しむのもお勧めですよ。
ソウルから龍仁大長今パークへの行き方・入場料は?
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ソウル市内からは地下鉄を乗り継ぐ方法もあるようですが、筆者調べではバスを利用した方が比較的簡単にアクセスできそうに感じました。
おおよそ、一時間半ほどで「龍仁大長今パーク」に到着できるので詳細もご紹介しますね。
【住所】
- 京畿道 龍仁市 処仁区 白岩面 湧泉里 778-1 龍仁大長今パーク
【営業時間】
- 3~10月|9:00~18:00(最終受付17:00)
- 11~2月|9:00~17:00(最終受付16:00)
時期によって営業時間が違うので注意したいですね!
【車】
- 京釜高速道路 新葛I.C→嶺東高速道路(戸法方向)→陽智I.C→白岩方向に直進→栢峯交差点→大長今パーク
【バス】
- ソウル南部バスターミナル(白岩行き)→105番バス(チロンゴル⇄大長今パーク)→大長今パーク
※105番バスは、ハナロ薬局前で乗車、大長今パークの駐車場で下車
※105番バスの時刻表は大長今パークのHPより要確認
白岩バスターミナルからはバスの本数が少ないので、タクシーに乗っている人が多いです。
- 大人:9,500ウォン
- 中高生:8,000ウォン
- 満4歳~小学生:7,000ウォン
- 満4歳未満:無料
体験施設としてドラマの主人公たちが着用した衣装が展示されていたり、宮廷衣装を着て写真を撮ることも出来るんですよ。
また登場人物フォトゾーンでは、ドラマの主要人物のパネルと写真をパシャリ!
撮った写真を持ち帰ることが出来るのでお目当ての俳優とツーショット出来ちゃいます。
- 衣装撮影:1着20,000ウォン
- パネル写真撮影:1枚20,000ウォン(個人カメラでは撮影不可)
『ヘチ王座への道』ロケ地・ソウル龍仁大長今パークの時代劇撮影場所を紹介!
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「龍仁大長今パーク」は、あらゆる場所が沢山の有名韓国時代劇で撮影場所として使用されています。
セット場の前を通るとそのセットを使用したドラマのOSTが流れたりと、より一層楽しめる仕掛けも韓ドラファンには嬉しいポイント!
ドラマの撮影セットは一度使用されると廃棄されることも多かったのですが、MBCは撮影後も継続して使用できるよう保存することにしたんです。
結果的に2015年に壮大なテーマパークとして本格的に一般公開が始まりました。
現在ではMBC以外のテレビ局も使用が可能になり、新しい時代劇が次々とこの場所で生まれているんですよ。
時代劇好きにはたまらないこの「龍仁大長今パーク」、どんな作品が撮影されたのか詳しくご紹介していきます!
龍仁大長今パークは『へチ王座への道』以外の時代劇ロケ地にも!
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『へチ王座への道』以外にも沢山の時代劇が撮影されているので一部をご紹介していきます!
- 『宮廷女官チャングムの誓い』
- 『イ・サン』
- 『朱蒙』
- 『善徳女王』
- 『トンイ』
- 『奇皇后』
- 『太陽を抱く月』
- 『100日の郎君様』
- 『夜警日誌』
- 『輝くか狂うか』
- 『医心伝心』
撮影が行われたスポットでは俳優の等身大パネルなどもふんだんに展示してあるので、ドラマの世界に入り込んだような気持ちを味わえるのも嬉しいポイント。
時代劇好きはもちろん、一度でも時代劇を見た事がある人なら必ず目にした事のある撮影場所に出くわすので、気分が盛り上がること間違いなしです!
さらに詳しく有名撮影場所をご紹介!
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広大な敷地に沢山の時代劇風景や建物があるので、すべてが見どころと言っても過言ではありません。
セットとは思えない歴史的建物は、時空を飛び越えて瞬間的にその時代に連れて行ってくれる雰囲気を醸し出しています。
選ぶのが難しいのですが、その中から代表的な撮影場所をピックアップしてご紹介していきますね。
仁政殿(インジョンジョン)
国際的な行事や王の即位式などの王の公式行事をおこなう場として使用され、朝鮮時代を代表する建造物です。
ドラマでも使用される頻度が高いセット場の1つ!
『太陽を抱く月』では王位継承者フォン(キム・スヒョン)の敵対者、陽明大君(チョン・イル)の最期が撮影された場所として有名です。
中宮殿
主に王妃が暮らす場所として使われている建造物。
ドラマ内では「媽媽(ママ)〜」という敬称で聴きなれているかと思いますが、その中宮媽媽を指す言葉が中宮です。
『トンイ』ではチャン・ヒビン(イ・ソヨン)が毒薬を飲んで生涯を閉じた場所として使われました。
列仙閣(ヨルソンガッ)
フォトスポットとして大人気という列仙閣は鮮やかな赤と緑のコントラストが美しい建造物になっています。
韓国ドラマ『善徳女王』の撮影の為に組まれたセットだそう。
『トンイ』、『武神』、『奇皇后』など多くのドラマで登場しています。
崔瑀(チェ・ウ)私邸
高麗時代に実在した人物、キム・ジュンの生涯を描いたドラマ『武神』の舞台。
当時権力を一手に握っていた崔忠献(チェ・チュンホン)の息子、崔瑀(チェ・ウ)の私邸を再現したセットです。
『九家の書』、『奇皇后』、『夜警日誌』、『輝くか狂うか』なども撮影されました。
建物の流線が美しく、監督たちが好む撮影場所ともいわれています。
運が良ければ撮影クルーに出会える!
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twitter情報などを見ていると、撮影風景に遭遇できるのは意外に高確率かもしれませんよ!
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口コミ情報としては月曜日がドラマ撮影がお休みのようなので、撮影クルーに出会う確率を高めるには月曜日以外で予定を立ててみてはいかがでしょうか。
ロケをやっていれば、邪魔にならない範囲で撮影の様子を見ていても構わないようなのでマナーをもって見守りたいですね。
まとめ
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いかがだったでしょうか。
『へチ王座への道』のロケ地である「龍仁大長今パーク」ソウルからの行き方、おススメ撮影スポットがどこにあるかなど、詳しくご紹介してきました。
ソウルからのアクセスは比較的良い場所なので、時代劇ファンの方はロケ地巡りとして是非足を運んでいただきたい撮影場所です!
時代劇の撮影場所という枠を超えて、そのスケール感はエンタメ王国である韓国ならではの気概を感じる場所でもあります。
『へチ王座への道』で見た数々の名シーンを思い出しながら、「龍仁大長今パーク」内を思い存分楽しんでいただけるのではないでしょうか。
旅行が出来るようになったらどこに行こうかと考えている韓ドラファンのあなた!
チョン・イルも歩いたこの風景を楽しみに「龍仁大長今パーク」に行ってみませんか。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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Source: あじあニュースまとめちゃんねる-韓国中国アジアニュース- ヘチ王座への道ロケ地どこ?ソウル龍仁大長今パーク時代劇撮影場所を紹介!