生誕100年、新型コロナ禍で揺れる現代社会を射る「梅棹忠夫の目」

 世界の文明史を独自の観点で解き明かした文化人類学者、梅棹(うめさお)忠夫(1920~2010年)の生誕から6月13日で100年、7月3日には没後10年を迎える。人類史を大づかみした「文明の生態史観」で分野を超えた洞察を示し、国立民族学博物館の構想を描いて初代館長を務めた。情報の本質を突いた「知的生産の技術」はインターネットの時代にも増刷を重ねる。グローバル化が進み、大量の情報が行き交う時代。時を超える「梅棹の目」は、コロナ禍で揺れる現代社会にも有効な視点を与えそうだ。
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