Xboxビジネスのハードウェア収益は42％減少・・・買収したアクティビジョンに救われる
Xbox が今世代で苦戦していることは周知の事実であり、ハードウェア販売に関してはプレイステーションや任天堂などに常に追いつこうとしている。このため同社はゲームのリリースに関して異なるアプローチを取らざるを得なくなり、Xbox は Hi-Fi Rush、Sea of Thieves、Grounded などの大作独占タイトルをライバルのプラットフォームに積極的に投入するようになり、場合によっては非常に良い結果が出ている。
Xbox は、最大のライバル以上に「どこでもプレイ」というスローガンを掲げており、コンソールをまったく必要としない Amazon とのバンドル販売まで行っている。したがって、Microsoft のハードウェア収益が今四半期に大打撃を受け、なんと 42% も減少したことは、それほど驚くべきことではないだろう
この急激な減少の理由は明らかに一つだけではないが、マーケティングが大きな要因である可能性がある。Xboxは最近、ヨーロッパなどの地域では米国ほどマーケティングに力を入れていないことを認めたが、これは主にこの地域でのプレイステーションと任天堂の優位性と、より多くの資金を投じる意欲によるものだ。また、現時点でXboxを取り巻く不確実性は大きく、上層部はファンに対し、スタジオが閉鎖されることもコンソールが廃棄されることもないと常に保証しなければならない
Xbox にとって良いニュースは、コンテンツとサービスの収益が今四半期で 61% 増加していることです。これは主に Activision Blizzard の貢献によるものです。この数字には Game Pass の数字も含まれていますが、これは今月初めに発表された値上げの影響を今のところ受けていないようです。ただし、これらの変更は 9 月に発効するため、値上げが実施されると、ほぼ間違いなく減少が見られるでしょう。
ゲーミング収益も全体的に 44 パーセント増加しているが、この数字は今回も Activision Blizzard によって大幅に押し上げられている。実際、これが Microsoft のゲーミング収益が黒字である唯一の理由であり、Microsoft がこの出版社を買収していなかったら、実際には 4 パーセント減少していたはずである。今回は Activision Blizzard が Xbox と Microsoft を窮地から救ったと言っても過言ではないが、Activision Blizzard による押し上げは永遠に続くわけではないだろう。
CoDはPC版とXbox版の売上減少をゲーパスで吸収できるかどうかやね
