「AMD Ryzen 7 9800X3D」CPUベンチマークがリーク！「7800X3D」より最大22%高速
AMD の Ryzen 7 9800X3D CPU が最新の Geekbench ベンチマークでリークされ、7800X3D よりもシングルコアとマルチコアのパフォーマンスが大幅に向上していることが示されました。
AMD Ryzen 7 9800X3D CPU は、3D V-Cache 製品の次期バージョンとなり、既存の Ryzen 7000X3D CPU、特に Ryzen 7 7800X3D と比較して、パフォーマンスと効率性が大幅に向上します。この数週間、このチップに関するリークがいくつかありましたが、今回、このチップの非公式ベンチマークが初めてリークされました。しかし、その前に、これまでにわかっている仕様を簡単に振り返ってみましょう。
仕様面では、AMD Ryzen 7 9800X3D 3D V-Cache CPU には、8 コア、16 スレッド、32 MB の L3 キャッシュ、および CCD の上に積み重ねられた追加の 64 MB の SRAM が搭載され、合計 96 MB の L3 キャッシュと 8 MB の L2 キャッシュになります。CPU の TDP は 120W です。
CPU は4.7 GHz のベース クロックと 5.2 GHz のブースト クロックを備えており、7800X3D の 4.2 GHz ベース クロックと 5.0 GHz ブースト クロック速度を大幅に上回っています。プロセッサは 2 つのテスト構成でテストされました。1 つはASUS ROG Crosshair X870E HEROと 48 GB DDR5 メモリ、もう 1 つはBiostar の X870E Valkyrie マザーボードと48 GB DDR5 8000 MT/s メモリです。両方のテストで、CPU は 5.25～5.30 GHz にブーストされ、定格ブースト クロックを超えています。
パフォーマンスに関しては、AMD Ryzen 7 9800X3D は Geekbench 6 でシングルコアで 3305 ポイント、マルチコアで 18,221 ポイントを獲得しました。これにより、シングルコアのパフォーマンスは 7800X3D よりも最大 22% 高速になり、マルチコアのパフォーマンスは最大 20% 高速になり、大幅な向上が見られます。以前のレポートでは、完全なオーバークロック サポートも示されており、3D V-Cache を搭載した Zen 5 は非常に強力な位置付けの製品になりそうです。
関係ないけど次の世代はどうなるんだろ、デスクトップは奇数だから11800X3Dになるんだろうか
