吉田修平氏、久夛良木健氏が「プレイステーション」という名前を思いついた経緯を語る
PlayStation WorldWide Studiosの元責任者である吉田修平氏は、久夛良木健氏がどのようにして「PlayStation」という名前を思いついたかを語った。
MinnMax YouTube チャンネルのインタビューで、吉田修平氏は「PlayStation」という名前の由来について尋ねられました。吉田氏は、この名前のアイデアは久夛良木健氏自身から出たものだと振り返りました。この工学技術者は、職場でコンピューターを使用する人々がそれを「ワークステーション」と呼ぶことから、この名前をつけました。同様に、PlayStation は人々が遊ぶことができるコンピューターです。
吉田氏はさらに、米国では「プレイステーション」という名前が好まれなかったと述べ、その名前が子供っぽいと思われたため、通常はPSXと呼ばれていたと付け加えた。同氏は、ソニーがゲーム事業を開始した当時、ソニー・コンピュータエンタテインメントは日本ではまだ小さな新興企業に過ぎなかったと述べた。最終的に、ソニーUSとソニー・ヨーロッパは、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCEJ)の下にそれぞれ小さなチームを編成した。これらのチームは独自の業務を行っており、SCEJに直接報告していなかった。吉田氏は、日本の幹部にとってこれはかなりフラストレーションがたまる作業だったと述べた。
1995 年の E3 で、同社が米国でプレイステーションを発売する過程にあったとき、ソニー・コンピュータエンタテインメントアメリカ (SCEA) は「ポリゴンマン」という新しいキャラクターを発表しようとしました。吉田は、そのキャラクターが粗雑でフラットシェーディングされたポリゴンの集まりのように見えたと回想しています。米国部門は、コースター、T シャツ、その他のイベント用グッズなど、あらゆるものを準備していました。しかし、それを知った久夛良木はそのアイデアに賛成しませんでした。彼は、ポリゴンマンに関するすべての言及を削除するように命じました。それでも、SCEJ のチームが E3 ショーフロアに到着したときには、いくつかのグッズがそこにありました。
吉田氏によると、久夛良木氏が『ポリゴンマン』を気に入らなかった理由は、フラットシェーディングされたポリゴンしか使用しておらず、コンソールの能力を十分に表現していなかったためであり、はるかに見栄えの良いテクスチャを実行できたはずだからだ。
今はもうプレステに日本の影響とかゼロに近いけど、立ち上げ時にアメリカが介入してたら大コケしてたかもしれんな