史上初の新幹線女子プロレスは大成功 荒井優希「飛行機とか船でもやりたい!」
これまでプールやアスレチック遊園地、水族館などで路上プロレスを行ってきた同団体は、今回東京駅午前11時18分発の東海道新幹線「のぞみ343号」の
車内で「新幹線女子プロレス」を開催。東京~新大阪間の所要時間2時間27分でアジャコング、渡辺未詩、瑞希、らく組と山下実優、伊藤麻希、荒井優希、
マックス・ジ・インペイラー組が激突した。
アップアップガールズ(プロレス)のミニライブでスタートすると、新横浜駅で一斗缶を持ったアジャが入場し車内は大歓声に包まれた。試合開始早々、アジャに
つかまった荒井は強烈なエルボーからの逆水平チョップをくらい悶絶。その後も、敵軍に集中攻撃を浴びせられ、渡辺とアジャにサンドイッチ攻撃をくらうと通路で
大の字になってしまった。
三島駅を通り過ぎた辺りでアジャが突然「富士山の写真撮りたい!」と窓の外を探し始め車内は大混乱。通路で動けなくなっている荒井を踏み潰しながら
新幹線の車窓を楽しんでいた。
30分過ぎには、2023年9月にDDTが行った新幹線プロレスで高木三四郎に勝利した鈴木みのるが車掌の格好をして登場。アジャをスリーパーホールドで
絞め上げていた伊藤に近づき「そうじゃねえよ。こうやってやるんだよ!」とアジャをスリーパーで絞め上げた。これに激怒したアジャからエルボーを打たれると
みのるも応戦。車内の通路真ん中で壮絶なエルボー合戦が繰り広げ、ハチャメチャな展開となった。
最後までカオスな状況が続いたが、ハイキックで敵軍を蹴散らした山下が、最高速度285キロののぞみで315キロの蹴りを放つ、計600キロの「クラッシュ・
ラビットヒートのぞみスペシャル」をらくに決め勝利。43分58秒の戦いを制した。
試合後、マイクを持った山下は「私は普段、新幹線乗る時『今ゴングが鳴ったら私はどう闘うのか?』って妄想するんです。今日は予想外のことも起きましたけど、
イメージ通りいけたので勝てたんじゃないかなって。もう1回やりたいです!」とやる気満々な様子。
同じチームの荒井も勝利をよろこびつつ「週に3、4回新幹線乗るんですけど、プロレスはしたことなかったから、今日はテンションめちゃめちゃ上がりました!
飛行機とか船とかいろんなところでやりたいです! 夢が広がりました。楽しかったです」と笑顔を見せた。最後に伊藤は「初めて新幹線プロレスやって、
すごい楽しかったんですけど、機材を壊さないことに集中しました。何の問題もなく勝ててよかったです」と語りJR東海に感謝を述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6879bbcf5853082cacf79bc0ecac9774f941372