吉田修平氏、プレイステーションのPC移植は「ほぼ紙幣を印刷するようなもの」

過去数年にわたるソニーのPCへの取り組みは、さまざまな成果を生んできた。同社はヘルダイバーズ2、ホライゾンゼロドーン、ゴーストオブツシマ ディレクターズカットなどのゲームで成功を収めたが、期待外れのローンチもあった。それでも、先月同社を去ったSIEワールドワイドスタジオの元社長、吉田修平氏は、その恩恵は見逃せないと語る。

Sacred Symbols+ ポッドキャスト( Eurogamerによる書き起こし)で吉田氏は、「PC でリリースすると、多くの効果があります。特に、コンソールがそれほど普及していない地域で、コンソールを持っていない新しい視聴者にリーチできます。その人々が特定のフランチャイズのファンになり、そのシリーズの新しいゲームが発売されたときに、PlayStation を購入するよう説得される可能性があるというのが狙いです。」と述べています。

また、既存のタイトルを PC に移植する方が「オリジナル タイトルを作成するよりはるかに安価」であるため、「追加収入」も得られると同氏は述べた。「つまり、ほぼ紙幣を印刷するようなものです。そして、ゲームのコストが上昇している今、それが新しいタイトルへの投資に役立ちます。」Horizo​​n Forbidden West、The Last of Us Part 2、Marvel’s Spider-Man 2に見られるように、PlayStation Studios の予算が膨れ上がっていることを考えると、これはさらに重要です。

吉田氏はまた、これによりプレイステーションのタイトルが、PC ゲームに重点を置いた中国などの市場に届くようになることにも言及しました。「中国は巨大な PC ゲーム市場です。そして、中国は成長しているものの、非常に小さなコンソール市場です。中国のような国のユーザーに届くには、PC でリリースすることが重要です。そのため、PC 版は新しいユーザーに届くと信じています。」

ソニーの次のPlayStation PC移植版は、4月3日に発売される『The Last of Us Part 2 Remastered』です。これは、2024年にPS5向けに発売され、高い評価を得たPS4タイトルの強化版です。基本ゲーム、ローグライクのNo ReturnやSpeedrunなどの新モード、Guitar Free Play、3つのLost Levels、カットシーンの音声解説が含まれています。PS5版のレビューはこちらをご覧ください。

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欲しいゲームがあんま移植されないのがなぁ

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