『ライズオブローニン』安田ディレクター「日本ではNintendo Switchが大多数、Switch2発売でどう変化するのか注目」

Rise of the Ronin のディレクターである安田文彦氏は、自身のゲームをリリースできるプラットフォームをさらに増やすことに細心の注意を払っている。RPG Siteのインタビューで、安田氏は Nintendo Switch のプレイヤーが日本に「相当数」いると指摘した。そのため、彼は Nintendo Switch 2 が状況をどのように変えるのかに注目していると述べた。

「ゲーム機に関して言えば、日本では長年にわたりSwitchプレイヤーがかなり多く存在しており、Switch 2の発売でこれがどう変化するのか注目しています」と安田氏は語った。

また、コーエーテクモと共同で手がけたゲームはPS5で多くのファンを獲得する傾向があるとも指摘した。しかし、最近では日本でもPCゲーマーがかなり増加している。

「我々が作っているようなゲームではPS5のプレイヤーが多いのですが、ここ数年で日本ではPCのプレイヤーの数も大幅に増えていると感じています」と彼は語った。

2024年にPS5でリリースされたRise of the Roninは、今週初めに PCに登場しました。このゲームのPC版は、ウルトラワイドディスプレイなどのPC固有の機能のサポート、より高い解像度とフレームレートなど、PS5の前身に比べて多くの改善が見られました。ただし、レビューで述べたように、移植版はまだ完成度が十分ではないように感じました。詳細については、Rise of the RoninのPCレビューをご覧ください。

PS5版の発売でさえ批評家の評価は中途半端だったかもしれないが、コーエーテクモは2024年6月に、その売り上げがすでに仁王シリーズを上回ったことを明らかにしていた。安田氏は当時、『Rise of the Ronin』を「これまでで最も売れたコーエーテクモのタイトル」と呼んでいた。

Rise of the Roninのオリジナルリリース前に、安田氏は、Team Ninja と Koei Tecmo がこのゲームを制作するきっかけとなったのはSucker Punch のGhost of Tsushimaだと語っていた。Rise of the Ronin はスタジオ初のオープンワールドゲームになる予定だったが、開発中の参照点の 1 つがGhost of Tsushimaだった。

「『Rise of the Ronin』は私たちにとって初めてのオープンワールドゲームで、参考にしたゲームのひとつに『Ghost of Tsushima』があり、個人的にも楽しめました」と安田氏は語る。「日本を舞台にしたゲームが、開発者によってここまで研究され、戦闘システムなどが高く評価されていることに刺激を受けました。同時に、なぜ自分たちが『Ghost of Tsushima』のようなゲームを当時リリースできなかったのかと疑問に思いました。『Ghost of Tsushima』は『Rise of the Ronin』を作る上で良い励みになりました。」

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