アンゴラ村長「すごく嫌だった」 “容姿いじり”に感じた違和感と向き合う勇気
アンゴラ村長「すごく嫌だった」 “容姿いじり”に感じた違和感と向き合う勇気
お笑いコンビ「にゃんこスター」のアンゴラ村長さんが、テレビ出演時などでたびたび話題になった“容姿いじり”について「すごく嫌だった」と語り、ネット上で多くの共感を集めています。
特に「女に嫌われる女」といったレッテルがSNS上で拡散されるなか、自分の見た目や雰囲気を勝手に決めつけられることへの違和感を抱えてきたとのこと。
本人は「笑われるのが芸人の仕事かもしれないけど、心がすり減っていた」と本音を吐露。今後は“誰かを傷つけない笑い”を届けていきたいとしています。
この発言にSNSでは、「よく言ってくれた」「勇気ある発信」「共感しかない」といった応援の声が多数。社会全体で、外見や偏見にとらわれない価値観を育てていく大切さが問われています。
「気楽に喜べたのは一晩だけでした」。芸人になりたてのアンゴラ村長を一夜にしてスターダムに押し上げたブレイクはすぐさま彼女を苦悩の日々へと突き落とした。テレビでの容姿イジリとSNSでの苛烈な誹謗中傷、「女が嫌いな女」のレッテルと「白亜紀のお笑い」をアンゴラ村長はどう乗り越えたのか。(全3回の2回目/ 続き を読む)
(略)
「女に嫌われる女」とネットで勝手なイメージを拡散され…
――やっぱり時代が少しずつ変わってきているのかもしれませんね。
アンゴラ そうかもしれないですね。今回の写真集(『標準体型』講談社刊)でも普通に「素敵だから買います」って言ってもらえる。
ただ、SNSで私の写真と他の女性の写真を張り付けては「女が思う女ウケはこっち、女に嫌われる女はこっち」って、私を「女に嫌われる女」の見本として勝手に使われるみたいなことが半年に1回くらいあったんですよ。
――結構な頻度ですね。
アンゴラ リプライで「やめてください」って言おうか悩んだんですけど「ダメだ。私は人を笑顔にするためにSNSやってるんだから」「これを引用したら見てる人が嫌な気持ちになっちゃう。私は別にそんなことをするためにこの仕事をしているわけじゃない」って、思い直して、私熱い女なんで(笑)。そのことはずっと言わないでいたんです。
でもあまりにも多いから「いいや、一回言っちゃおう。ごめん」と思いながら注意喚起はしました。
「こういうので勝手に写真使われるのすごく嫌です」
――それは肖像権の侵害とか、そういう問題にもなってきますよね。
アンゴラ そこはすぐ、こたけ正義感に相談しました(笑)。
――同じ事務所に強い弁護士が付いてる(笑)。
アンゴラ それで、「こういうので勝手に写真使われるのすごく嫌です」とSNSに投稿したんですが、それに関しても「芸人なんだから面白く返せよ」とかあるかなと不安だった。でも私の体感だと100分の3ぐらいというか。
「芸人のくせにこんな真剣になって」という意見は本当にちょっとで、ほとんどは「そうだよね。芸人でもこういういじり方されて、それを面白く返せって、そんなの厳しい。そんなケンカは買わなくていいよね」という意見であふれていて。その時に世の中変わりつつあるなと思いました。先輩女性芸人さんが道を切り開いてくださったおかげです。
続きはソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa8eed6216b9d8d8b84716481c9af6fd09a93241