「人が見下されている…」“過去最悪のクマ被害”はなぜ?冬眠しないクマも…専門家が指摘するクマの変化と必要な対策
読売テレビニュース
今年度、クマによる死者は全国で13人となり“過去最悪”の被害に。その原因は一体何か…クマの生態について20年以上研究を続ける岩手大学・山内貴義准教授と分析。さらに赤外線ドローンによるクマの捜索も行いました。
■「車の音も全然気にしない」住宅街に迫るクマ
岩手大学・山内貴義准教授
11月14日、取材班は山内准教授とともに岩手・盛岡市のクマが出没したエリアを歩きました。
(山内准教授)
「ササがいっぱい繁茂している。(エサの)ドングリの木がいっぱいあるので、おそらく秋になると(このあたりに)毎年来ていると思う。(これまで)街のほうにはあまり行かなかったけれど、今年はさらに住宅地に出ていて、今日も出たという情報がある」
岩手県のクマの出没件数は10月末現在で7608件と、直近5年で最も多かった2023年度をすでに上回っています。
(山内准教授)
「ひと昔前のクマは車の音がすれば逃げ出しましたが、今は全然気にしなくなっています。完全に人が見下されている地域もあります」
今年のクマの特徴は…駆除されたクマの解剖で見えたことがあるといいます。
(山内准教授)
「街の中に出てきて、先週、解体したクマは、胃の中にほとんど入っていませんでした。体も小さくて脂肪ののりも悪かったので、かなりお腹が空いていたのだろうなと。山によほどエサがないんだろうなと実感しています」
ドングリなどのエサの凶作は一昨年も同様でした。ではなぜ今年は、それにも増して出没件数が増えているのでしょうか?山内准教授は“クマの学習”を指摘します。
(山内准教授)
「2年前の秋に大凶作で、ものすごい数のクマが人里もしくは街中に下りてきました。その際も親子連れが非常に多くて、子どもからすると生まれながらに街中でおいしいものが食べられると学習してしまうので、そういう個体が年々大きくなって子どもに伝播してという感じで、どんどん広がっているのではないか」
■“冬眠しないクマ”地元住民「初めて見た」
クマの習性の“常識”が当てはまらない事例も出てきています。秋田・潟上市で、去年12月下旬に撮影された映像は、降り積もった雪の上で、柿の木の下に落ちた実を食べるクマの様子を捉えています。本来であれば冬眠するシーズンのはず…犬が追い払うと、クマは森の中に姿を消しました。
続きは↓
「人が見下されている…」“過去最悪のクマ被害”はなぜ?“冬眠しないクマ”も…専門家が指摘するクマの変化と必要な対策 https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/ytv/nation/ytv-2025112309218111
むしろ獲物と認識するようになった
完全に人災やな
放置どころか殺しすぎだってことで捕獲数を大幅に制限したのが2024年なんだよなぁ
大昔から真冬でも闊歩してたぞ
どっかで隔離しないとダメだと思う
あクマだ!
悪魔だ!
