【経済】JR・PASMOの新コード決済サービス「teppay」ネーミングに酷評「おいテッペイ、払っとけよ」
「1つ目は、『Travel』。交通事業社として、移動や旅を絡めた利得性を提供いたします」。2つ目は誰にでもやさしいサービスを目指す「Easy」、そして人と地域をつなぐ「Partnership」の3つだ。それぞれの頭文字と、「Pay」を組み合わせた「T+E+P+Pay」で「teppay」なのだという。
決済時には、やや幼い声で「テッペイ♪」との決済音が鳴る仕様だ。
このネーミングをめぐっては、SNS上で「人名と混同する」との指摘が相次いでいる。
JR東日本の公式ニュースリリースXによる発表には、「テッペイはネーミングを間違ってると思うぞ。人名みたいだ。人名は避けた方が良い」「せめてSuica2とか、Suica αみたいな”誰も傷つけない名前”にできなかったのかなと思います」など、困惑の声が寄せられた。
「半ば義務のように金をたかられる未来が透けて見える」
特にSNS上で拡散されたのが、「テッペイ」という名前を持つ個人が迷惑をこうむる可能性を懸念する投稿だ。
「『teppay(テッペイ)』なんて名前をつけてくるあたり、本当に未来まで考えたのかと心配になる。全国の鉄平・徹平・哲平くんが『おいテッペイ、払っとけよ』と半ば義務のように金をたかられる未来が透けて見える」
「日本中に『てっぺい』君がたくさんいて、財布扱いされる可能性があることに思い至らないところが、一流企業と呼べないところなのではと思う」
海外では、すでに同様の事例が問題となっている。
Amazonの音声アシスタント「Alexa(アレクサ)」が登場したあと、同名の子どもがからかわれたり、いじめを受けたりするケースが相次いだと報じられた。14年の発表から2年のあいだに、赤ちゃんに「アレクサ」と名付ける人が大幅に減少したとのデータもある。
