「これらも違反として検挙しています」岡山県警の注意喚起に「教習所行き直したほうがいい」
https://pbs.twimg.com/media/G6o5K6yasAArpgq?format=jpg
https://trilltrill.jp/articles/4445941
TRILL12/1
年の瀬が近づき、買い物や帰省などで外出が一気に増えるこの季節。普段はあまり運転しない人がハンドルを握ったり、長距離移動が続いたりと、交通量もぐっと多くなります。
そんな中、岡山県警察が投稿した交通ルールに関する注意喚起がSNSで大きな話題に。「これ、やってない人多すぎ!」という声が相次いでいます。
今回は、意外と守られていない右左折時の正しいルールについて、詳しく解説していきます。
岡山県警察が注意喚起!“知らなかった”では済まない右左折ルール
話題になったのは、岡山県警察の公式X(旧Twitter)が投稿した「交差点での正しい右折・左折位置」を解説したもの。
車両を運転する際の“膨らみ左折”は巻き込み事故につながり、“ショートカット右折”は歩行者等の見落としにつながりやすい、と伝えるとともに、正しいルートと違反のルートが一目で分かる画像付きで説明しています。
道路交通法第34条(左折・右折の方法)では、第1項で左折、第2項で右折の基本位置が定められています。左折は「あらかじめできる限り道路の左側端に寄り、できる限り道路の左側端に沿って徐行」、右折は「あらかじめできる限り道路の中央に寄り、交差点の中心の直近の内側を徐行」と定められています。
これを怠ると、状況によっては違反とみなされ、検挙される可能性があります。
「これ、ほんと多い」「検挙して」共感と憤りの声が続々
SNS上では「よく見る!」という共感のコメントが見られました。
近所では、ほぼ全ての車が間違ったルートを通ってる。
ふくらんで左折する車多すぎる!
ぜひ取り締まってほしい。
教習所行き直したほうがいい。
このほか「教習所で習うけど忘れているのでは?」という意見もあり、交通ルールの復習や知識のアップデートができていない人がいることも分かります。
■基本を守り、事故を防ごう
ドライバーにとって、右折・左折は毎日当たり前にやっている動作だからこそ、つい雑になりがちです。「これくらい大丈夫」という気の緩みが、重大な事故につながることも。
■歩行者が優先
左折は左端に沿って徐行、右折は中央の直近を通って徐行
焦らず確かめる
この3つを守ると、事故のリスクは大きく下がります。
年末に向け交通量も増える時期は、家族や友人の送迎、買い物、帰省など、普段より運転する時間が増える方も多いはず。自分自身と大切な人を守るためにも、「当たり前」のルールを「当たり前」に守ることが何より大切です。
参照:
道路交通法(G-GOV法令検索)
交通の方法に関する教則(警察庁)
