『このマンガがすごい!2026』 今年の1位は「本なら売るほど」「半分姉弟」に決定
2025年12月10日 12:00
宝島社が毎年発行しているマンガ紹介本の最新版「このマンガがすごい!2026」が、12月15日に発売される。そのオトコ編1位が児島青「本なら売るほど」、オンナ編1位が藤見よいこ「半分姉弟」に決定した。
オトコ編1位の「本なら売るほど」は、古本を題材にしたヒューマンドラマ。街の小さな古書店を舞台に、人の手から人の手へと渡る本が縁をつないでいく様子を描く。ハルタ(KADOKAWA)で連載され、2巻まで発売中。
オンナ編1位の「半分姉弟」は“ハーフ”と呼ばれる人々の物語。暮らしの中で感じる“わかり合えなさ”と、それにより溢れる感情を群像劇で描く。リイド社のトーチwebで連載され、1巻が発売されている。
なお「このマンガがすごい!」は今号にて20周年を迎えた。これを記念して「このマンガがすごい!2026」には、歴代1位に輝いたマンガ家が寄稿。20周年のお祝いイラストを寄せているほか「歴代1位作家に聞く! このマンガがすごい!」と題して、「生まれて初めて自分で買ったマンガ」「一晩語り明かしたいマンガ」「スピンオフorリメイクを描きたいマンガ」などの質問に回答している。そのほか昨年の「このマンガがすごい! 2025」でトップ20にランクインしたマンガ家が登場する「あの人気漫画家に聞く! このマンガがすごい!」や「あのマンガのこのシーンがすごい!」、マンガ好き有名人が答える「あの人が選ぶ このマンガがすごい!」などの企画も用意された。
■ 「このマンガがすごい!」歴代1位作品
□ 2025年
オトコ編:泥ノ田犬彦「君と宇宙を歩くために」
オンナ編:よしながふみ「環と周」
□ 2024年
オトコ編:平井大橋「ダイヤモンドの功罪」
オンナ編:大白小蟹「うみべのストーブ 大白小蟹短編集」
□ 2023年
オトコ編:モクモクれん「光が死んだ夏」
オンナ編:トマトスープ「天幕のジャードゥーガル」
□ 2022年
オトコ編:藤本タツキ「ルックバック」
オンナ編:たらちねジョン「海が走るエンドロール」
□ 2021年
オトコ編:藤本タツキ「チェンソーマン」
オンナ編:和山やま「女の園の星」
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