【バレーボール】現行Vリーグは今季限りで終了 SVリーグ、2部「SVグロース」の来季発足に伴い再編 今後の下部リーグは日本協会が決定
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ジャパンバレーボールリーグ(JVL)は17日、SVリーグ2部に相当するVリーグの運営を今季限りで終了、来季は試合を開催しないと発表した。前日の理事会で決定した。
旧Vリーグの運営団体だったJVLは、昨季のSVリーグ発足に向けて法人を分割。トップリーグは社団法人としてのSVリーグ、新VリーグはJVLが運営してきた。しかし将来的に世界最高峰を目指すSVリーグは来季、新2部「SVグロース(SVG)」を発足する。現Vリーグチームの多くは来季以降、SVGに所属しSVリーグを目指して競技力や経営力の基盤強化を進めることになる。
この再編を受けてJVLでは将来像を検討、現行方式でのVリーグの開催終了を決めた。社団法人としてのJVLの今後の在り方については今後検討するとしている。
あくまでアマチュアとしての活動が主体でSVGに入る意思のないチームや、SVGを目指すがまだ力が足りないチームの試合環境に関しては今後、日本バレーボール協会(JVA)が整備していくという。1994年以来使用されてきた「Vリーグ」の名称の使用についてもJVAで検討されるという。
JVL代表理事でもある大河正明SVリーグチェアマンは「世界最高峰を目指すという社団法人の理念に沿ってプロでやっていくのがSVリーグ。そうでないアマチュアはJVAの管轄」とリーグ構造変革を説明した。
