上戸彩はなぜ『M-1グランプリ』の司会に抜擢され続けるのか?
上戸彩はなぜ“M-1司会”に抜擢され続けるのか?“代わりがいない”と言われるそのワケ
12月21日に放送を控える「M-1グランプリ2025」(テレビ朝日)。決勝進出者や審査員などが続々と発表され、お笑いファンは首を長くして放送日を待っているでしょう。
そうした中、今年も司会は今田耕司さんと上戸彩さんに決定。今回は、なぜ上戸彩さんがM-1の司会に抜擢され続けるのかを考察します。
「もはやM-1の象徴」上戸彩が“顔”になった理由
今田耕司さんとM-1の司会でタッグを組むのは今年で14回目となり、完全にM-1の顔となっているとも言って過言ではない上戸彩さん。しかし、2001年に始まったM-1グランプリは審査員同様に司会も変遷がありました。
2001年はM-1グランプリの大会創始者の1人で大会委員長だった島田紳助さんが審査員も兼ねて司会を務め、その脇を菊川怜さんと赤坂泰彦さんが固めました。
翌年以降も2002年は西川きよしさん、山寺宏一さん、中山エミリさん、2003年は西川きよしさん、今田耕司さん、小池栄子さんと毎年顔ぶれは変わっていきます。
そして2004年からは今田さんと女性タレントが2人体制となり、2004年は井上和香さん、2005年は小池栄子さん、2006年は真鍋かをりさん、2007年にまた小池栄子さんと、バラエティ番組で芸人たちと仕事をしてきた手練れの女性タレントが務めてきました。
バラエティ路線から一変、上戸彩起用が示した変化
そうした中、2008年に初めてM-1の司会に抜擢された上戸さん。それ以降、2011年から2014年のM-1がなかった時期も通算すると、17年間もM-1の司会として大会に華を添える役割を担ってきました。
過去の変遷から見てみると、M-1の司会にはバラエティに強く、お笑い芸人の扱いにも慣れている女性タレントを起用する傾向があったことは明白です。
しかし、2008年の上戸さんの抜擢により、その風向きが大きく変わっていったのでしょう。
それはM-1が一般視聴者にとっては回を増すごとにお笑い好きだけでなく、幅広くお茶の間が注目する国民的イベントになっていき、M-1を志す芸人たちにとっては回を追うごとに他のネタ番組やお笑いコンテストとも全く違う人生を変える夢の舞台になっていったからではないでしょうか。
「生の上戸彩だ!」芸人も視聴者も沸かせる理由
上戸彩さんクラスの国民的トップ女優がいることで、大会そのものの格を保つ上で説得力を持つものです。
それは普段バラエティ番組にはあまり出演しないものの、圧倒的な知名度と人気を誇る女優だからこそできる役割ではないでしょうか。
実際にネタを終えて司会とトークをする決勝出場芸人が、「生の上戸彩さんだ!」と興奮気味に語るシーンもM-1では珍しくありません。
また、芸人のネタ中に上戸さんがニコニコと笑っている映像が映されることで視聴者も反応。昨年のM-1放送中にはXで「上戸彩かわいすぎる」というトレンドワードも飛び出し、大会を盛り上げる1つの要素にもなっていることがうかがえます。
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