紅白歌合戦 世帯視聴率2.5%アップも消化不良の「違和感」の正体は何か…

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1: muffin ★ 2026/01/03(土) 19:46:27.10 ID:eqHuJA8p9
https://news.livedoor.com/article/detail/30308486/
2026年1月3日 8時0分

第76回NHK紅白歌合戦の平均世帯視聴率は、第2部で35.2%だった(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。前年比2.5%増。数字だけ見れば、大成功といえる。昨年に続き、にぎやかしの演出を省いて、「歌」と「歌い手」にスポットライトを当てたシンプルな演出で非常に好感が持てた。

 郷ひろみを始め、ユーミン、矢沢永吉、玉置浩二、松田聖子、福山雅治×稲葉浩志、米津玄師…。ラインアップだけを見れば、2024年以上の豪華さ。放送前から同局制作関係者の「いいものを揃(そろ)えられた」「やれる」という手応えも漏れ伝わってきており、それが、そのまま数字に反映されたとみる。

 ただ、毎年視聴する側としては、どこか消化不良のような感覚が残った。数字が上がったのに消化不良…。この「違和感」の正体は何かを考えてみた。

 紅白は歌い手が思いのバトンをつなぐ、一種のリレーのようなものだと思っている。例えば後半。2024年はNumber_i→B’z→藤井風と圧巻のパフォーマンスの連続で、歌い手の思いはつながっていたし、画面を食い入るように見ていたが、今年はどうだったか。例年と比べ、歌い手と歌い手とのつなぎがあまりに雑な印象を受けた。余韻に浸ろうとしても、スムーズにいかない曲紹介とセット転換に、「大丈夫かな?」とやきもき。せっかく盛り上がった感情がその度にリセットされ、それを最後まで繰り返していた。

 特に終盤に差しかかった23時以降は顕著だった。福山雅治、MISIA、Mrs. GREEN APPLE、松田聖子の歌唱前に間延び。司会陣の微妙な沈黙が、それを目立たせていた。沈黙を埋めるのが司会の役割だが、有吉弘行、綾瀬はるか、今田美桜は少なくとも、与えられた役割を忠実(すぎるぐらい!?)に全うしており、そこまで求めるのは酷か。

 ここ3年で見ても、22年(大泉洋、橋本環奈、櫻井翔、桑子真帆アナ)、23年(有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波、高瀬耕造アナ)、24年(有吉弘行、橋本環奈、伊藤沙莉、鈴木奈穂子アナ)と比べても遜色はないが、毒っ気のない有吉、慎重になりすぎていた綾瀬、初々しい今田ではアンバランスに思えた。才能のある人を並べるだけではダメで、それぞれを補完し合う関係性がいかに大切かを痛感。司会者の誰が悪いということではなく、局側の人選ミスと言っていいだろう。

 2024年紅白の立役者のB’zが登場したのは21時50分過ぎだった。いわゆる「22時またぎ」を、25年も見せ場に設定していた。サカナクション→矢沢永吉→SixTONESと続く流れで、矢沢がサプライズでNHKホールに登場すると、雰囲気が一変。総立ちの中、タオルが舞った。画面越しからも伝わる熱気。やはりYAZAWAは役者が違った。

 どのアーティストも個々に見れば、素晴らしかった。
(中略)

 世帯視聴率ではなく、個人視聴率が重視される時代だ。視聴者も観(み)たいアーティストの時だけ見るような傾向にある。それでも、NHKには「点」ではなく、「線」での番組作りを期待したい。

 歌い手には原則、NHKホールからの徹底を。メドレーも減らすべきだし、1曲目を収録、2曲目をホールというような手法も極力避けるべきだ。発表の仕方を含めて、特別企画は「特別扱いする企画」ではない。局側には、全ての出場歌手へのリスペクトを忘れないでほしい。

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