【企画】 魔人・加藤が令和に復活。「帝都物語」4K化プロジェクトがスタート
帝都壊滅を企む魔人・加藤が令和に蘇る──。荒俣宏のベストセラー小説を実相寺昭雄監督により映画化した「帝都物語」(1988)の4K化プロジェクトが、キネマ旬報社と秘宝新社のタッグにより始動(監修は同作の撮影監督・中堀正夫が務める)。クラウドファンディングが1月28日(水)に始まった。
幻想文学から博物学、神秘学、図象学まで博覧強記で知られる荒俣宏の小説を原作に、帝都で繰り広げられるサイキック・ウォーズを描いた「帝都物語」。
物語の中心となるのは邪悪な力を自在に操る魔神・加藤保憲で、対するは実業家の渋沢栄一、文士の幸田露伴、森鴎外、泉鏡花、物理学者の寺田寅彦といった近代日本史の重要人物たちだ。
監督は黄金期の円谷プロで『ウルトラマン』『ウルトラセブン』などを手掛け、独自の映像美で知られた実相寺昭雄。
美術監督は巨匠・木村威夫、特殊美術は実相寺監督との名コンビで知られた池谷仙克、脚本は「夢みるように眠りたい」の林海象が担い、「エイリアン」のH・R・ギーガーがコンセプチュアル・デザインで参加した。
総製作費は破格の18億円で、その半分が美術・特撮に充てられ、中でも3億円をかけて昭和2年の銀座を全長150メートルにわたり再現したオープンセットは語り草となっている。
キャストは勝新太郎、平幹二朗、大滝秀治、中村嘉葎雄、宍戸錠ら大スターと、原田美枝子、石田純一、佐野史郎など当時の新世代、そしてもちろん魔人・加藤役で圧倒的インパクトを放った嶋田久作という豪華さ。《異形の大作》の新生に向け、ぜひご協力を。
https://kinejun.jp/posts/20260128-nw-d3a91a
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