フロム・宮崎社長、新たなオープンワールドソウルの登場を示唆!

フロム・ソフトウェアがエルデンリングの拡張版『Shadow of the Erdtree 』の準備を進める中、宮崎英高社長は、さらなるオープンワールドのソウルライクなゲームが登場する可能性があると明かした。しかし、それがスタジオを定義するものになるわけではない。

『エルデンリング』はフロム・ソフトウェアのこれまでで最も成功した作品と言っても過言ではない。2023年の発売1周年を前に2000万本を売り上げ、現在もチャートを席巻し続けている。Steamでは、このオープンワールドRPGは現在、新旧さまざまなタイトルを抑えて8番目にプレイされているゲームとなっている。『ソウルズボーン』の巨匠デベロッパーは過去に『ブラッドボーン』や『ダークソウル』などのタイトルで名を馳せてきたが、『エルデンリング』の印象的な影響力と、それがスタジオの将来のゲームにどのような影響を与えるかを否定することはできない。

GameSpotのインタビューで、宮崎氏はエルデンリングがオープンワールドのヒット作であること、そしてこのジャンルが同社の今後のゲームの「ベースライン」になるかどうかについて意見を述べている。「オープンワールドが同社の新たなベース、基盤、標準になるとは必ずしも言えません」と宮崎氏は説明する。「当社には成長中のゲームディレクターやデザイナーがたくさんいますので、開発するゲームの種類に関してはオープンマインドでいたいと思っています。」

フロム・ソフトウェアの責任者は、愛されているソウルライクスタジオの今後のゲームについて、刺激的ではあるが漠然としたコメントを続けている。「もちろん、現時点では何も言えませんが、フロム・ソフトウェアからの今後の発表を見たときに、この時点で振り返って『ああ、彼が言いたかったのはこういうことだったんだ』と思うかもしれません。」宮崎氏は、ファンが今後目にするであろうものについては詳しく語っていないが、同社がオープンワールドのジャンルを終わらせるわけではないことは確かだが、今後もそれに厳密に固執するわけではないようだ。

エルデンリングに関しては、宮崎氏は当初、チームがオープンワールドを実現できるかどうか「100%確信が持てなかった」と語る。「私たちは常に現状を打破し、少しだけ自分たちの領域を広げたいと思っていました。それがエルデンリングの制作につながりました」。批評家から絶賛されたこのゲームを開発する上で、オープンワールドのジャンルに傾倒することが鍵だったと宮崎氏は説明する。「多くの核となるコンセプトは、プレイヤーにこの冒険的な感覚、このオープンワールドの自由を与えること」、そして「プレイヤーに与える自由に合わせて難易度を調整すること」だった。

宮崎氏は、フロム・ソフトウェアがエルデンリングで多くのことを成し遂げたと感じているが、「完璧なものなど存在しない」。もしオープンワールド RPG を「やり直す」機会があれば、「何か違うことをするかもしれないが、私たちが目指したテーマの多くを再検討する機会が欲しい」と同氏は認めている。それは、フロム・ソフトウェアが将来、それらのテーマのいくつかを包含するオープンワールド ゲームをリリースすることを意味するのだろうか? 今のところは分からないが、ファンは今のところ、Shadow of the Erdtreeで非線形のオープンワールドの楽しみをさらに期待できる。

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