フロム・宮崎社長「ゲーム開発者のレイオフは起こさない、親会社のカドカワは理解していると確信」
最近、何千ものビデオゲーム開発会社が解雇される中、フロム・ソフトウェアの社長である宮崎英高氏は、エルデンリングを開発した象徴的なスタジオで同じことが起きないようにするとファンに保証した。
過去数年間は、Baldur’s Gate 3やStarfieldのような記念碑的なゲームのリリースがあったにもかかわらず、多くの開発者にとって決して優しいものではなかった。EAの大量解雇からTake-Two Interactiveの数百人まで、さまざまな企業で2023年から2024年にかけて数え切れないほどのスタッフが解雇されている。このような削減のニュースは、控えめに言っても常に幻滅させるものだが、業界の困難にもかかわらず成功を収め、スタッフを維持し、成長さえしているスタジオもまだある。
その 1 つが、他でもないFromSoftwareです。同社は Bloodborne、Dark Souls、Armored Core、そして最近では Elden Ring を開発した会社です。最近のPC Gamerのインタビューで、宮崎氏はこれらの大規模なレイオフに関する考えを語りました。「私自身とこの会社について言えば、これは FromSoftware のスタッフに絶対に望まないことです」と、愛されている開発者は言います。「親会社の Kadokawa はそれを理解し、同じ考えを持っていると確信しています。」
実際、フロム・ソフトウェアは、度重なる人員削減の波に影響を受けなかっただけでなく、むしろ成長を遂げています。エルデンリングの開発を開始して以来、スタジオは大きく成長し、アーマード・コア6が示すように、2つのタイトルを同時に楽々と開発できるようになりました。
宮崎氏は、レイオフについての考えを語る際、故任天堂社長の岩田聡氏の言葉を引用した。「『職を失うのが怖い人は、良いものを作るのが怖い』と言ったのは、任天堂の元社長の岩田さんだったと思います。それを言い換えていますが、私もこの考えに完全に賛成です」。フロム・ソフトウェアの開発者は続けて、自分のチームを監督している会社が自分の考えを認識していることをファンに保証した。「それは本当だと思います。そして、親会社である角川の人たちも、私がこの考えを強く持っていることを理解していると思います」。
「フロムと角川の将来がどうなるか、100% のことは言えません。完全に確信を持って言うことはできませんが、少なくともこの会社が私の責任である限り、私はそんなことは起こさせません」と宮崎氏は締めくくった。「ですから、私たちのプレイヤーやファンが、このことで少しは安心してくれることを願っています。」ソウルズ コミュニティは、お気に入りのゲームの背後にいる天才的な開発者が危険にさらされていないことを知って、確かに安心していると言っても過言ではないでしょう。少なくとも私はそう思います。
このタイミングでカドカワがピンチってのがなんとも。ソニーやマイクロソフトの傘下になったらレイオフは避けられんやろうね