小泉今日子の250ページ大図鑑
35年の歴史をすべて詰め込む。1982年のデビュー曲「私の16才」から別名義、両A面、配信などすべてのシングル50曲をリマスタリングし、3枚組に収録。目玉となるのが、制作に携わった作詞・作曲家、ディレクターらスタッフたちへの総力取材で作り上げた初回特典本「コイズミシングル~小泉今日子と50のシングル物語」だ。
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」挿入歌「潮騒のメモリー」を作詞した宮藤官九郎(46)や、「月ひとしずく」の詞・曲に名を連ね、「オトコのコ オンナのコ」で作曲を手掛けた奥田民生(51)、「虹が消えるまで」の作・編曲を担当した斉藤和義(50)ら約70人が制作秘話を披露。貴重な証言によって小泉の音楽史をひもといている。原稿用紙10枚分に及ぶものもおり、トータル約250ページ。特典としては超異例の半年以上をかけており、現在も制作中だ。
「なんてったってアイドル」「夜明けのMEW」「キスを止めないで」を作詞した秋元氏は「41年間、この仕事をして見てきたなかで、最強のアイドルは小泉今日子」と断言。プロデュースするAKB48らアイドルの原点に言及し、その魅力を語っている。
高見沢は「The Stardust Memory」「木枯しに抱かれて」などを作詞・作曲。「木枯らし-」は米ロサンゼルスのプールサイドで思いついたといい、「日光浴してたら、あまりにも暑くって。『ここに木枯しとか吹かないかなー?あ、木枯し?』って思いついて」と明かしている。
21日がデビュー記念日となる小泉は「コイズミクロニクルをこれからも更新できるように長生きしたいと思います」とコメントを寄せた。今後も止まることなく歴史を積み上げていく。
2017.3.21
https://www.daily.co.jp/gossip/2017/03/21/0010019546.shtml
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Source: 芸能人の気になる噂