PS5『アストロボット』開発チームは、ゲームオブザイヤーを受賞するとは予想していなかった
開発元のTeam Asobiは、高い評価を得た3Dプラットフォームゲーム『Astro Bot』が、The Game Awards 2024でゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞するとは予想していませんでした。
ファミ通とのインタビューで、アストロボットのディレクター、ニコラ・ドゥセ氏、リードサウンドデザイナーの佐野純子氏、リードゲームデザイナーの矢徳宏明氏、リードアートデザイナーの中井俊彦氏、アニメーターの河公平氏、ゲームプレイプログラマーの藤縄英雄氏は、この3DプラットフォーマーがThe Game Awards 2024でゲームオブザイヤー受賞者として発表された時の感想を尋ねられた。
ドゥーセ氏は、アストロボットがベストゲームディレクション賞を受賞したとき初めて、自分がゲームオブザイヤーのスピーチをすることになるかもしれないと思ったという。そのため、カメラが自分に向いていないときにスマートフォンでメモを取りながら考え始めたという。それでも、アストロボットがゲームオブザイヤーの受賞者として発表されたときは信じられなかった。すぐにチームアソビのメンバーの顔を思い出し、彼らがどんな反応をしたのか気になったという。自分のゲームが受賞したことにショックを受けたため、授賞式の最後の瞬間や自分のスピーチについてはほとんど覚えていないという。
一方、佐野氏は『Astro Bot』がThe Game Awards 2024で最優秀賞を受賞したことについて喜びを語った。制作中は賞のことなど考えず、ゲームの楽しさをゲームに盛り込むことだけを考えていたという。だが、好評を博したことで、思ってもみなかったご褒美をもらったような気持ちになったという。また、日本のゲーム業界に長く携わってきた者として、日本のゲームが多数ノミネートされたことは感慨深いものがあったという。
矢徳氏も、アストロボットがゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞したことをとても喜んでいた。特に印象的だったのは、開発チーム全員が受賞を喜び合っていたことだ。日本に残ったチームメンバーは会社に集まり、授賞式のライブ配信を見ていたが、アストロボットが最高賞を受賞したときはとても喜んだという。矢徳氏は、その瞬間の映像を何度も繰り返し見たが、ゲームが受賞したときよりもうれしかったという。
佐野氏と同様に、矢徳氏も Astro Bot の開発中は賞について考えていなかった。チームは 2 週間に 1 回集まってゲームをプレイする機会があり、そのときに矢徳氏が考えていたのは、自分が作ったものをみんなにプレイして楽しんでもらいたいということだった。このため、プレイヤーはAstro Bot に満足していると矢徳氏は感じていた。
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