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【ウエカツ流サカナ道一直線】(22)活け締めで活きるヒラメ甘し

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 その昔。もの心ついて自我が芽生え、親に口ごたえするようになるのが人の子。そんなとき、「親を睨(にら)むような奴(やつ)はヒラメになるぞ」と脅された経験があるのは昭和の浜育ちの方であろう。またあるいは、会社の上司の顔色をうかがいキョロキョロしてばかりの輩(やから)。これは「あいつはヒラメのような野郎だ」と言われてしまう。海底にへばりついて餌を狙うヒラメが八方に目配りする目つきになるのは仕方のないことであるが、とかく人間社会では悪いことの例えに使われる。まことにお気の毒としか言いようがない。
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